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桜島:火山の状況に関する解説情報(第088号) |
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2019/10/15 16:01:33 |
10月15日16時0分
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
10月11日から15日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。
桜島では、活発な噴火活動が続いています。
南岳山頂火口では、噴火が18回発生し、このうち10回が爆発でした。噴煙は最高で火口縁上2300mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で4合目(南岳山頂火口より1300mから1700m)まで達しました。また、同火口では、13日まで夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
10月11日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり2100トンと前回(10月1日、2000トン)と同様に多い状態でした。
島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、桜島島内の隆起・膨張を示す変動が継続しています。また、10月13日には火口直下のわずかな膨張を伴う火山性地震が発生しています。
火口付近の火山性地震は10日頃から増加し、引き続き概ねやや多い状態で経過しています。おもに噴火に伴う火山性微動が観測されています。
10月11日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 爆発
10月11日 56回 6回 0回
12日 70回 10回 2回
13日 41回 0回 3回
14日 37回 5回 3回
15日15時まで 16回 6回 2回
桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
火山の状況に関する解説情報(詳細)
https://www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html
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