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【予兆】警察官がビデオ通話で取調べは詐欺!
2025/01/16 16:14:11
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令和7年1月16日、県内において、ビデオ通話に誘導するオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。



【予兆電話の概要等】

 令和7年1月16日午前11時頃、八幡浜市在住の40歳代男性の携帯電話に、「+(プラス)」で始まり、「110」で終わる国際電話番号で、愛知県警の警察官をかたる男から、「あなたの口座が詐欺グループの資金洗浄に使われている。LINEで調書をとる必要がある。」などと電話があり、相手からLINEの友達登録を指示されました。

 指示されたアカウントを追加すると、LINEのビデオ通話機能を使って警察手帳のようなものを見せられ、「運転免許証や健康保険証を紛失したことはないか。身分証を画面に映して見せてください。あなたが持っている口座の金融機関名、口座番号、預金残高を教えてください。」などと言われましたが、男性が八幡浜署に相談したことで被害には遭っていません。

※この予兆電話は、その後、「あなたにも犯罪の嫌疑がある。」「資金洗浄の疑いがあるので、口座のお金を調べる必要がある。」「この話は絶対に誰にも話してはいけない。誰かに話すと罪に問われる。」など様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展します。



【被害に遭わないためのポイント】

〇「+」や「010」から始まる番号は、国際電話番号です。

 国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。

〇 全国の警察機関で使われている末尾が「110」の電話番号からの警察官をかたるオレオレ詐欺の電話が増加しています。

  犯人は、警察からの電話だと信用させるため、末尾が「110」の電話番号を使って電話をかけてきているので、注意してください。

〇警察官が調査や口座凍結回避の名目で現金の振込みや送付を要求することはありません。

〇警察官を装うオレオレ詐欺では、犯人がSNS(LINE等)での連絡を求め、警察手帳や逮捕状のようなものを見せつける事例が確認されていますが、警察官が、職務上SNS(LINE等)のアカウントの交換やビデオ通話を求めることはありません。

〇電話で警察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしましょう。



※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

 音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

 → 【愛媛県警察公式YouTube 警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話 実際の会話】

   https://www.youtube.com/watch?v=P6M17BZ3xtY&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=6

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
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