火山情報 |
2021/06/30 18:01:20 |
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2021年06月30日18時00分 発表
本日、第148回火山噴火予知連絡会において、前回(第147回、令和2年12月23日)以降の全国の火山活動について以下のとおり評価を行いました。
また、参考として気象庁が発表している噴火警報・予報(噴火警戒レベル)についても併せてお知らせします。
【火山活動の状況】
桜島
南岳山頂火口では、2020年12月以降は活発な噴火活動が続いていましたが、2021年5月に入り低下しました。しかし、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、4月下旬以降はやや減少しているものの、2020年9月下旬以降概ね多い状態で推移しています。GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す地盤変動が続いています。姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部では長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態と考えられることや、火山ガス(二酸化硫黄)放出量の多い状態が続いていることから、南岳山頂火口を中心に、噴火活動が再び活発化する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
口永良部島
新岳火口では、2020年8月30日以降、噴火は観測されていません。噴煙の高さは低い状態で経過しています。地盤変動は沈降・収縮を示していることから、地下への新たなマグマの蓄積はみられません。また、熱活動は低い状態で、地震活動は低下傾向であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は少ないことから、火山活動は低下しつつありますが、引き続き火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
諏訪之瀬島
御岳(おたけ)火口では、活発な噴火活動が続いています。2020年12月及び2021年3月に短期的な噴火活動のさらなる活発化がみられました。また、6月にも活発化しています。2020年12月及び2021年3月の活動に先行して傾斜計で西上がりの変化が観測され、活発化に伴い西下がりの変化が観測されました。この変化は諏訪之瀬島西側のやや深部から御岳火口直下へのマグマの上昇を示唆していると考えられます。一方で周辺海域のA型地震は少ない状態であることから、やや深部のマグマだまりへの多量のマグマの蓄積は進行していないと考えられます。
諏訪之瀬島では、引き続き地震活動、熱活動が認められ、長期的に噴火を繰り返していることから、今後も火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
西之島
上空や海上からの観測及び気象衛星ひまわりの観測では、2020年9月以降、噴火は確認されていません。また、西之島付近の地表面温度も低下し、2020年8月以降は周囲とほとんど変わらない状態となっています。西之島では、火山活動に明らかな低下が認められていますが、噴気が時々観測されており、小規模な噴火が発生する可能性は否定できません。
【参考】火口周辺警報(入山危険)発表中
浅間山
2020年6月以降、火山活動に高まりがみられていましたが、2021年1月頃には火山ガス(二酸化硫黄)放出量や火口直下を震源とする地震は減少し、火山活動は低下しました。3月中旬頃から火山ガス(二酸化硫黄)放出量や火口直下を震源とする火山性地震が増加し、浅間山西側での膨張を示すと考えられる地殻変動がみられ、再び火山活動が高まりました。その後、火山性地震や火山ガス(二酸化硫黄)放出量は減少傾向、地殻変動は概ね鈍化傾向にありますが、火山活動が高まる前の3月上旬以前の状態には戻っていません。
このように、火山活動が低下傾向ですが、浅間山はこれまでも活動の盛衰を繰り返しており、再び火山活動が高まる可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
薩摩硫黄島
硫黄岳では、2020年10月6日に発生したごく小規模な噴火以降、噴火は発生していません。火山ガス(二酸化硫黄)放出量は1日あたり1,000トン前後の状態が継続しており、時折噴煙が高くなるほか、夜間に火映を観測しています。長期的には熱活動が高まった状態が続いていることから、硫黄岳火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
十勝岳
2006年以降継続していた山体浅部の膨張を示す地殻変動は2017年秋頃に停滞し、その後も膨張した状態が現在も維持されています。さらに、ここ数年は地震の一時的な増加、微動発生や地震増加と同期した傾斜変動、62ー2火口及びその周辺での噴煙・噴気の増加や温度上昇、微弱な火映が観測されるなど、浅部の活動は活発な状態が継続していますので、今後の火山活動の推移には注意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
有珠山
3月9日から10日にかけて、山頂火口原のやや深い領域(深さ約2kmから4km付近)を震源とする地震が一時的に増加し、同時にわずかな傾斜変動も観測されました。しかし、その後は過去の噴火前に観測されたような加速度的な地震増加には至りませんでした。
それ以外の期間の地震回数は少ない状態で経過しました。山頂火口原の噴気活動は低調で、その他の観測データにも特段の変化はみられず、火山活動は静穏に経過しており、噴火の兆候は認められません。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
草津白根山
草津白根山では、2014年や2018年に湯釜付近浅部への火山性流体の著しい供給の増加によると考えられる火山性地震の活発化と浅部の膨張などが観測され、2018年には本白根山で水蒸気噴火が発生しました。広域の地殻変動観測によると、2014年から2015年頃にかけて急激な変動が起こり、しばらく停滞した後、2018年頃から緩やかな変動が継続しているとみられます。
このように草津白根山の火山活動は、短期的には活動の消長があるものの、中長期的には活発な状態が継続していると考えられ、今後も火山活動の推移に十分注意が必要です。
白根山(湯釜付近)
湯釜付近では、地震活動は低調な状態が続き、傾斜計にも明瞭な変動が認められないなど、2018年4月に活発化した浅部の火山活動は概ね低下しています。しかし、地震活動は2018年4月の活発化前に比べて高い状態が続いており、湯釜湖水の成分分析からは湯釜への高温の火山性流体の供給に低下傾向が認められないなど、湯釜付近の浅部の熱水活動は継続していると考えられます。引き続き、火山活動の推移に注意する必要があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
本白根山
鏡池北火口付近の地震は2018年12月以降少ない状態で、噴気も認められておらず、火山活動は静穏な状態で経過しています。なお、逢ノ峰付近では、以前と同様に時々地震が発生しており、引き続き今後の火山活動の推移に注意する必要があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
阿蘇山
中岳第一火口では、2020年6月下旬以降、噴火は観測されていません。火山性微動の振幅は小さな状態で経過していましたが、5月2日から9日及び6月18日に一時的に増大しました。火山ガス(二酸化硫黄)放出量は少ない状態です。深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線では2020年7月頃から縮みの傾向が認められています。
深部のマグマだまりへのマグマの蓄積の進行はみられていませんが、火口浅部の活動に一時的な活動の高まりは認められますので、今後も火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
霧島山
広域のGNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは2019年2月以降停滞しています。霧島山深部には、これまでに多量のマグマが蓄積されていると考えられ、広範囲の地震活動も続いていることから、火山活動の推移には注意が必要です。
えびの高原(硫黄山)周辺
硫黄山では、2018年4月27日以降、噴火は発生していません。噴気活動は概ね活発な状態が続いています。火山性地震は、2020年5月以降、わずかに増加した状態が継続しています。2020年5月頃から浅部の膨張を示すわずかな地殻変動が認められていましたが、2021年2月以降は停滞しています。
硫黄山では現時点で噴火の兆候は認められませんが、今後、火山性地震の増加や再び浅部の膨張を示す地殻変動等が認められた場合には、火山活動が活発化する可能性があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
大幡池
火山活動に特段の変化はなく、現時点では噴火の兆候は認められませんが、火山活動の推移に留意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
新燃岳
新燃岳では2018年6月28日以降、噴火は発生していません。新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は2021年2月以降少ない状態となっています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は2020年12月以降少ない状態となっています。地熱域、噴気活動の状況に変化は認められません。また、GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは停滞しています。
これらのことから、現在のところ噴火の兆候は認められませんが、今後、火山性地震の増加や地殻変動等が認められた場合には、火山活動が活発化する可能性があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
御鉢
御鉢の火山活動に特段の変化はなく、現時点では噴火の兆候は認められませんが、火山活動の推移に留意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
【防災上の警戒事項等】
詳細な情報は次をご覧下さい。
http://*****//
登録内容の変更・配信解除は次のリンク先にアクセスしてください。
http://*****/
【宮崎県危機管理課】
本日、第148回火山噴火予知連絡会において、前回(第147回、令和2年12月23日)以降の全国の火山活動について以下のとおり評価を行いました。
また、参考として気象庁が発表している噴火警報・予報(噴火警戒レベル)についても併せてお知らせします。
【火山活動の状況】
桜島
南岳山頂火口では、2020年12月以降は活発な噴火活動が続いていましたが、2021年5月に入り低下しました。しかし、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、4月下旬以降はやや減少しているものの、2020年9月下旬以降概ね多い状態で推移しています。GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す地盤変動が続いています。姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部では長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態と考えられることや、火山ガス(二酸化硫黄)放出量の多い状態が続いていることから、南岳山頂火口を中心に、噴火活動が再び活発化する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
口永良部島
新岳火口では、2020年8月30日以降、噴火は観測されていません。噴煙の高さは低い状態で経過しています。地盤変動は沈降・収縮を示していることから、地下への新たなマグマの蓄積はみられません。また、熱活動は低い状態で、地震活動は低下傾向であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は少ないことから、火山活動は低下しつつありますが、引き続き火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
諏訪之瀬島
御岳(おたけ)火口では、活発な噴火活動が続いています。2020年12月及び2021年3月に短期的な噴火活動のさらなる活発化がみられました。また、6月にも活発化しています。2020年12月及び2021年3月の活動に先行して傾斜計で西上がりの変化が観測され、活発化に伴い西下がりの変化が観測されました。この変化は諏訪之瀬島西側のやや深部から御岳火口直下へのマグマの上昇を示唆していると考えられます。一方で周辺海域のA型地震は少ない状態であることから、やや深部のマグマだまりへの多量のマグマの蓄積は進行していないと考えられます。
諏訪之瀬島では、引き続き地震活動、熱活動が認められ、長期的に噴火を繰り返していることから、今後も火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
西之島
上空や海上からの観測及び気象衛星ひまわりの観測では、2020年9月以降、噴火は確認されていません。また、西之島付近の地表面温度も低下し、2020年8月以降は周囲とほとんど変わらない状態となっています。西之島では、火山活動に明らかな低下が認められていますが、噴気が時々観測されており、小規模な噴火が発生する可能性は否定できません。
【参考】火口周辺警報(入山危険)発表中
浅間山
2020年6月以降、火山活動に高まりがみられていましたが、2021年1月頃には火山ガス(二酸化硫黄)放出量や火口直下を震源とする地震は減少し、火山活動は低下しました。3月中旬頃から火山ガス(二酸化硫黄)放出量や火口直下を震源とする火山性地震が増加し、浅間山西側での膨張を示すと考えられる地殻変動がみられ、再び火山活動が高まりました。その後、火山性地震や火山ガス(二酸化硫黄)放出量は減少傾向、地殻変動は概ね鈍化傾向にありますが、火山活動が高まる前の3月上旬以前の状態には戻っていません。
このように、火山活動が低下傾向ですが、浅間山はこれまでも活動の盛衰を繰り返しており、再び火山活動が高まる可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
薩摩硫黄島
硫黄岳では、2020年10月6日に発生したごく小規模な噴火以降、噴火は発生していません。火山ガス(二酸化硫黄)放出量は1日あたり1,000トン前後の状態が継続しており、時折噴煙が高くなるほか、夜間に火映を観測しています。長期的には熱活動が高まった状態が続いていることから、硫黄岳火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
十勝岳
2006年以降継続していた山体浅部の膨張を示す地殻変動は2017年秋頃に停滞し、その後も膨張した状態が現在も維持されています。さらに、ここ数年は地震の一時的な増加、微動発生や地震増加と同期した傾斜変動、62ー2火口及びその周辺での噴煙・噴気の増加や温度上昇、微弱な火映が観測されるなど、浅部の活動は活発な状態が継続していますので、今後の火山活動の推移には注意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
有珠山
3月9日から10日にかけて、山頂火口原のやや深い領域(深さ約2kmから4km付近)を震源とする地震が一時的に増加し、同時にわずかな傾斜変動も観測されました。しかし、その後は過去の噴火前に観測されたような加速度的な地震増加には至りませんでした。
それ以外の期間の地震回数は少ない状態で経過しました。山頂火口原の噴気活動は低調で、その他の観測データにも特段の変化はみられず、火山活動は静穏に経過しており、噴火の兆候は認められません。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
草津白根山
草津白根山では、2014年や2018年に湯釜付近浅部への火山性流体の著しい供給の増加によると考えられる火山性地震の活発化と浅部の膨張などが観測され、2018年には本白根山で水蒸気噴火が発生しました。広域の地殻変動観測によると、2014年から2015年頃にかけて急激な変動が起こり、しばらく停滞した後、2018年頃から緩やかな変動が継続しているとみられます。
このように草津白根山の火山活動は、短期的には活動の消長があるものの、中長期的には活発な状態が継続していると考えられ、今後も火山活動の推移に十分注意が必要です。
白根山(湯釜付近)
湯釜付近では、地震活動は低調な状態が続き、傾斜計にも明瞭な変動が認められないなど、2018年4月に活発化した浅部の火山活動は概ね低下しています。しかし、地震活動は2018年4月の活発化前に比べて高い状態が続いており、湯釜湖水の成分分析からは湯釜への高温の火山性流体の供給に低下傾向が認められないなど、湯釜付近の浅部の熱水活動は継続していると考えられます。引き続き、火山活動の推移に注意する必要があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
本白根山
鏡池北火口付近の地震は2018年12月以降少ない状態で、噴気も認められておらず、火山活動は静穏な状態で経過しています。なお、逢ノ峰付近では、以前と同様に時々地震が発生しており、引き続き今後の火山活動の推移に注意する必要があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
阿蘇山
中岳第一火口では、2020年6月下旬以降、噴火は観測されていません。火山性微動の振幅は小さな状態で経過していましたが、5月2日から9日及び6月18日に一時的に増大しました。火山ガス(二酸化硫黄)放出量は少ない状態です。深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線では2020年7月頃から縮みの傾向が認められています。
深部のマグマだまりへのマグマの蓄積の進行はみられていませんが、火口浅部の活動に一時的な活動の高まりは認められますので、今後も火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
霧島山
広域のGNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは2019年2月以降停滞しています。霧島山深部には、これまでに多量のマグマが蓄積されていると考えられ、広範囲の地震活動も続いていることから、火山活動の推移には注意が必要です。
えびの高原(硫黄山)周辺
硫黄山では、2018年4月27日以降、噴火は発生していません。噴気活動は概ね活発な状態が続いています。火山性地震は、2020年5月以降、わずかに増加した状態が継続しています。2020年5月頃から浅部の膨張を示すわずかな地殻変動が認められていましたが、2021年2月以降は停滞しています。
硫黄山では現時点で噴火の兆候は認められませんが、今後、火山性地震の増加や再び浅部の膨張を示す地殻変動等が認められた場合には、火山活動が活発化する可能性があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
大幡池
火山活動に特段の変化はなく、現時点では噴火の兆候は認められませんが、火山活動の推移に留意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
新燃岳
新燃岳では2018年6月28日以降、噴火は発生していません。新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は2021年2月以降少ない状態となっています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は2020年12月以降少ない状態となっています。地熱域、噴気活動の状況に変化は認められません。また、GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは停滞しています。
これらのことから、現在のところ噴火の兆候は認められませんが、今後、火山性地震の増加や地殻変動等が認められた場合には、火山活動が活発化する可能性があります。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
御鉢
御鉢の火山活動に特段の変化はなく、現時点では噴火の兆候は認められませんが、火山活動の推移に留意が必要です。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
【防災上の警戒事項等】
詳細な情報は次をご覧下さい。
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【宮崎県危機管理課】
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