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兵庫県警の警察官や神戸地方検察庁検事を装ったオレオレ詐欺被害が発生しました。 |
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2025/11/20 11:43:17 |
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警察官を装ったオレオレ詐欺ですが、警察官がLINEのIDを伝えて特定の無料通話アプリに登録するよう申し向けることは、絶対にありません。ましてや、無料通話アプリのビデオ電話を使って、警察手帳などの身分証明書や逮捕状などを示して見せたり、事情聴取をすることもありません。今年に入り、都内だけでなく全国で非常に多く発生している「警察官を装ったオレオレ詐欺」の手口です。
聞き慣れない道府県警察の警察官を名乗り、「あなたに犯罪の容疑がある。」と伝えてくるのは、全て特殊詐欺なのです。
警察では、現在「疑え。全ての電話を。」というキャッチコピーで特殊詐欺の被害防止を広報しています。
相手の顔や本当の身分がわからない電話先は、すべてが詐欺かもという意識を持つくらいが、現代では必要なのです。
毎年、年末が近づくと、特殊詐欺被害の件数も増加する傾向にあります。
間もなく師走も近付き、多忙な季節ですが、詐欺被害などで悔しい思いをすることなく、全ての電話を疑って参りましょう。
〈被害の状況〉
被害者は、令和7年11月19日正午過ぎ、武蔵野市内の職場にいたところ携帯電話に、兵庫県警察の警察官を名乗る男から「〇〇〇〇という男を逮捕している。〇〇〇〇の自宅の捜索で大量のキャッシュカードを押収した。その中にあなた名義の□□銀行のカードが見つかっています。」「〇〇〇〇があなたのことを供述していて、あなたに逮捕状が出ています。」などという電話がかかってきた。その後男は、被害者に無料通話アプリでのテレビ電話で話せるよう促し、男のアカウント登録をさせた。
テレビ電話では、兵庫県警の警察官を名乗る男から被害者名義の逮捕状を見せられたことから、被害者は、自分に何らかの容疑がかかっているものと信じてしまった。
電話を受けていた場所が被害者の職場であったため、被害者に「カラオケ店などの人の目につかない場所に移動して欲しい。」などと伝え、被害者は指示通りにカラオケ店にテレビ電話を繋げたままの状態で移動した。カラオケ店内の個室に入室すると、そこで神戸地検の△△検事を名乗る別の男が電話の画面上に現れ、「今回の事件の被害額は6000万円になる。あなたの口座にこのお金が入っていないかを確認し、身の潔白を証明しなければならない。一度、あなたの口座のお金をこちらの口座に移す必要があります。」などと被害者に伝えた。そこで、被害者は、自身のインターネットバンキングシステムを利用して指示通り、複数の個人名義の銀行口座に数百万円を分けて振込送金をしてしまった。
その後、不審と感じた被害者は、携帯電話に着信履歴が残っていた兵庫県警察を名乗る男からの電話番号をインターネットで検索してみたところ、当該電話番号が詐欺で使われていたことが判明し、被害に遭ったことに気がついたもの。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110
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配信:安全対策課
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