武蔵野市役所福祉課をかたり助成金が出るとの話にだまされた詐欺被害が発生しました。 |
2025/05/16 13:24:14 |
メールけいしちょうで配信された内容を自動転送しています。
武蔵野市役所では、65歳以上の市民に対して一人2万5,000円の助成金を交付するなどはしていません。
市役所だけでなく、警察官や電話会社の職員など、どのような身分を伝えてきたとしても、そのことを信用してはいけません。
電話の声だけでなく、スマートフォンの動画通話でも、警察官に成りすまして相手をだます詐欺が多発しています。
だまそうとする詐欺犯人は通話の途中で「不審だ」と感じたとしても、家族や警察に相談させまいとして、その通話を続けさせて、他に連絡したり相談したりできないような状況を作り出しています。
これが、詐欺犯人の手口なのです。
知らない人からの電話は、「出ない」「話さない」「信用しない」が大切で、さらに「慌てない」「すぐに行動しない」の『ナイナイ5(ファイブ)』を徹底すれば詐欺被害のほとんどは防ぐことができます。
《被害の状況》
令和7年5月14日午後3時半頃、武蔵野市関前の自宅にいた被害者の固定電話に、武蔵野市役所福祉課職員を名乗る男の声で「福祉課の○○です。市から助成金が出るのですが、○○さんは申請していないので、どうしてですか」などと嘘の電話が入った。被害者は、助成金の受領は知らないと答えると、確認のためと称して住所、氏名、生年月日などを尋ねられた。続いて、電話の男は使用している銀行口座を聞いてきたので、「○○銀行と○○信用金庫です」と利用する金融機関を答えると相手は電話を切った。
最初の電話から20分後、最初の男とは別の男の声で「○○銀行のイノウエです」「65歳以上は一人2万5,000円が振り込まれますので、奥様と合わせて5万円が振り込まれます」「振込先口座として、奥様とご主人別々の口座を教えてください」と言ってきたので、被害者は自分が使用する口座番号、キャッシュカード番号、暗証番号を聞かれるままに回答した上、「面倒なので一緒の口座に振り込んでください」と伝えた。
男は、「営業が受け取りに伺いますので、その者にキャッシュカードを渡してください」「キャッシュカードは中身を消さないと事故の元ですから本店で削除します」「新しいものを21日に書留で送ります」「○○さん、営業があと5分くらいでお宅に到着しますから、電話を切らずにお待ちください」などと伝えた。被害者は、電話を子機に換えて通話を続けたところ、すぐに20代のスーツ姿の男が訪れて、「○○銀行のミノワです。カードをもらいに来ました」と言ったため、手元のキャッシューカードを男に手渡してしまったもの。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110
◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html
===================================
配信:安全対策課
むさしの防災・安全メールの登録・変更・停止はこちらから
https://mobile.city.musashino.lg.jp/index.cgi?page=4