第17回 どうする?認知症? |
2022/05/27 10:00:04 |
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◎第17回 どうする?認知症?
みなさん,こんにちは。
高齢者関連情報として現在,「どうする?認知症?」のバックナンバーを配信しています。
第17回は,「運動」を活用した非薬物療法についてお送りします。
運動と言いましても,何でも良いわけではありません。脳に良い刺激となる運動は「有酸素運動」と呼ばれる軽い運動です。
方法としてはウォーキングやサイクリングなどが推奨され,20分以上かつ週3日以上行う事がポイントであり,さらに「続ける事」が大変重要となります。
この軽い運動は,血流を良くしてくれます。それにより,脳に十分な栄養が行き渡りやすくなり,脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症に対し,発症予防にも進行予防にも良い効果があると言われています。
先ほど「続ける事が重要」と言いましたが,数年後,数十年後には膝や腰のトラブルなどで,運動を続けられなくなる日が来るかもしれません。また,高齢になってから運動を始める方もいるでしょう。
椅子に座って足踏み運動をする事でも代用は可能です。その際には,以下の3つのポイントを御理解下さい。
(1)椅子には安全に配慮しながら浅く座る
(2)腕を大きく振る
(3)足を高く挙げる
この有酸素運動は,嫌々行うのでは効果も薄れてしまいます。お知り合いの方とお話しながら,テレビを見ながら,音楽を聴きながら等,様々な方法で「楽しみながら行える」コツが分かれば,より長く継続する事が出来るのではないでしょうか?
次は「心理的側面」から考えていきましょう。
認知症の症状には「行動心理症状」と分類される物があり,心の状態が生活や症状に影響を及ぼすと言われています。つまりストレス解消は,認知症の「非薬物療法」で重要な位置づけとなります。
1つ例を挙げると「趣味を自由に出来る事」が治療に成り得るのです。もちろん安全面への配慮は必要ですが,認知症になったからと言って,何もかも出来なくなる訳ではありません。特に長く行っている趣味は「昔取った杵柄」として,記憶に深く刻まれている事が多いです。ある程度の失敗はあると思いますが,危険がないのなら「趣味を自由にする事」を続けられるように,本人と周りの方々で理解し,配慮していければ,少しだけ「認知症と共に過ごしやすくなる」のではないでしょうか。
★認知症地域支援推進員は,電話相談・自宅訪問を行っております。お気軽にお住まいの地域を担当する地域包括支援センター(おとしより相談センター)の認知症地域支援推進員にご相談ください。
***************
勝田第一中学校区地域包括支援センター
電話:029-354-5221
住所:金上562-1
担当中学校区:勝田第一
***************
大島中学校区地域包括支援センター
電話:029-219-5775
住所:東石川3183-1
担当中学校区:大島
***************
西部地域包括支援センター
電話:029-276-0655
住所:津田2093-1
担当中学校区:勝田第二,田彦
***************
北部地域包括支援センター
電話:029-229-2255
住所:足崎1474-7
担当中学校区:勝田第三,佐野
***************
東部地域包括支援センター
電話:029-264-1501
住所:烏ケ台11835-2
担当中学校区:那珂湊,美乃浜学園
***************
------------
※利用者情報の変更・解除はコチラ
http://*****/
発信元:ひたちなか市高齢福祉課
お問合せ電話番号:029-273-0111
みなさん,こんにちは。
高齢者関連情報として現在,「どうする?認知症?」のバックナンバーを配信しています。
第17回は,「運動」を活用した非薬物療法についてお送りします。
運動と言いましても,何でも良いわけではありません。脳に良い刺激となる運動は「有酸素運動」と呼ばれる軽い運動です。
方法としてはウォーキングやサイクリングなどが推奨され,20分以上かつ週3日以上行う事がポイントであり,さらに「続ける事」が大変重要となります。
この軽い運動は,血流を良くしてくれます。それにより,脳に十分な栄養が行き渡りやすくなり,脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症に対し,発症予防にも進行予防にも良い効果があると言われています。
先ほど「続ける事が重要」と言いましたが,数年後,数十年後には膝や腰のトラブルなどで,運動を続けられなくなる日が来るかもしれません。また,高齢になってから運動を始める方もいるでしょう。
椅子に座って足踏み運動をする事でも代用は可能です。その際には,以下の3つのポイントを御理解下さい。
(1)椅子には安全に配慮しながら浅く座る
(2)腕を大きく振る
(3)足を高く挙げる
この有酸素運動は,嫌々行うのでは効果も薄れてしまいます。お知り合いの方とお話しながら,テレビを見ながら,音楽を聴きながら等,様々な方法で「楽しみながら行える」コツが分かれば,より長く継続する事が出来るのではないでしょうか?
次は「心理的側面」から考えていきましょう。
認知症の症状には「行動心理症状」と分類される物があり,心の状態が生活や症状に影響を及ぼすと言われています。つまりストレス解消は,認知症の「非薬物療法」で重要な位置づけとなります。
1つ例を挙げると「趣味を自由に出来る事」が治療に成り得るのです。もちろん安全面への配慮は必要ですが,認知症になったからと言って,何もかも出来なくなる訳ではありません。特に長く行っている趣味は「昔取った杵柄」として,記憶に深く刻まれている事が多いです。ある程度の失敗はあると思いますが,危険がないのなら「趣味を自由にする事」を続けられるように,本人と周りの方々で理解し,配慮していければ,少しだけ「認知症と共に過ごしやすくなる」のではないでしょうか。
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電話:029-219-5775
住所:東石川3183-1
担当中学校区:大島
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西部地域包括支援センター
電話:029-276-0655
住所:津田2093-1
担当中学校区:勝田第二,田彦
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北部地域包括支援センター
電話:029-229-2255
住所:足崎1474-7
担当中学校区:勝田第三,佐野
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住所:烏ケ台11835-2
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