第12回 どうする?認知症? |
2017/12/14 18:13:32 |
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第12回は,「失禁をする人への対
応について」を、お送りいたしま
す。
◎失禁とは、自分の意志に関係な
く便や尿が漏れてしまうことで
す。
普段は何気なく行っている行動で
すが、体の様々な機能が働いて排
泄は行われています。
〈排泄に必要な身体機能〉
(1)飲む・食べる・話すなどの口
からの機能
(2)トイレの場所を確認できる視
覚機能
(3)座る、立つ、歩くなどの下肢
の機能
(4)ドアノブ、鍵の開閉、衣類の
着脱、トイレトイレットペーパー
の処理、清拭、水洗、手洗いなど
の上肢の機能
(5)「ためる」「出す」などの膀
胱や腸の機能
(6)「ためる」「出す」を制御す
る、尿意・便意を感知する、トイ
レが排泄場所と認識する、排泄の
手順を整理し調整するなどの脳の
機能
認知症の人は、排泄に必要な機能
が障害されたり、排泄の流れを汲
んで動けなくなることが原因で失
禁が起きてしまいます。認知症の
人の排泄への対応は、本人の個別
的背景、排泄の習慣、機能障害の
重症度に合わせて考える必要があ
ります。
〈対応のポイント〉
(1)尿意・便意が不明瞭な場合
・排泄のサインを確認する
・排尿、排便パターンを確認し排
泄を誘導する
・排泄はある程度まとまった量が
出ているか、残尿がないかを確認
する
(2)トイレの認識ができない場合
・照明の調整、トイレのマークの
表示などの環境上の工夫をする
・便器を目で確認してもらう
・メガネやハンカチを準備するな
ど本人の準備を行う
(3)衣服の着脱が困難
・ボタンやジッパーのつまみを大
きくする
・ウエストゴムを調整する
・男性の場合、足繰りにゆとりの
ある下着を選択する
(4)立ち座り動作が困難
・手すりや補助便座など動作を助
ける福祉用具を使用する
・困難な動作のみ介助する
(5)手順が分からない
・慣れるまで一緒に行う
(6)オムツをはずしたり、便を触
ったりする
・トイレに行く予兆の可能性を検
討する
・早めに排泄物を処理したり、下
着を変更したり不快を取り除く工
夫をする
このように、介護者は、どのよう
な場面や状況で問題が生じている
のか、規則性と予兆を見出せるよ
うに関わっていくことが大切なっ
てきます。
また、排泄の失敗を隠そうとする
本人が下着を隠したりする事で介
護者が負担を感じてしまいます。
誰がどのような負担を感じている
のか、を整理して考える事も大切
です。
さらに、本人ができる機能を評価
して、自分でできるところはどん
な事なのかを考えて対応できれば
どんな介助が必要なのかを見出す
事もできるでしょう。
★認知症地域支援推進員は,電
話相談・自宅訪問を行っており
ます。お気軽にお住まいの地域
を担当するおとしより相談セン
ターの認知症地域支援推進員に
ご相談ください。
***************
南部おとしより相談センター
電話:029-354-5221
住所:金上562-1
担当中学校区:勝田第一,大島
***************
西部おとしより相談センター
電話:029-276-0655
住所:津田2093-1
担当中学校区:勝田第二,田彦
***************
北部おとしより相談センター
電話:029-229-2255
住所:足崎1474-7
担当中学校区:勝田第三,佐野
***************
東部おとしより相談センター
電話:029-264-1501
住所:烏ケ台11835-2
担当中学校区:那珂湊,平磯,
阿字ヶ浦
***************
------------
※利用者情報の変更・解除はコチラ
http://*****/
発信元:ひたちなか市高齢福祉課
お問合せ電話番号:029-273-0111
応について」を、お送りいたしま
す。
◎失禁とは、自分の意志に関係な
く便や尿が漏れてしまうことで
す。
普段は何気なく行っている行動で
すが、体の様々な機能が働いて排
泄は行われています。
〈排泄に必要な身体機能〉
(1)飲む・食べる・話すなどの口
からの機能
(2)トイレの場所を確認できる視
覚機能
(3)座る、立つ、歩くなどの下肢
の機能
(4)ドアノブ、鍵の開閉、衣類の
着脱、トイレトイレットペーパー
の処理、清拭、水洗、手洗いなど
の上肢の機能
(5)「ためる」「出す」などの膀
胱や腸の機能
(6)「ためる」「出す」を制御す
る、尿意・便意を感知する、トイ
レが排泄場所と認識する、排泄の
手順を整理し調整するなどの脳の
機能
認知症の人は、排泄に必要な機能
が障害されたり、排泄の流れを汲
んで動けなくなることが原因で失
禁が起きてしまいます。認知症の
人の排泄への対応は、本人の個別
的背景、排泄の習慣、機能障害の
重症度に合わせて考える必要があ
ります。
〈対応のポイント〉
(1)尿意・便意が不明瞭な場合
・排泄のサインを確認する
・排尿、排便パターンを確認し排
泄を誘導する
・排泄はある程度まとまった量が
出ているか、残尿がないかを確認
する
(2)トイレの認識ができない場合
・照明の調整、トイレのマークの
表示などの環境上の工夫をする
・便器を目で確認してもらう
・メガネやハンカチを準備するな
ど本人の準備を行う
(3)衣服の着脱が困難
・ボタンやジッパーのつまみを大
きくする
・ウエストゴムを調整する
・男性の場合、足繰りにゆとりの
ある下着を選択する
(4)立ち座り動作が困難
・手すりや補助便座など動作を助
ける福祉用具を使用する
・困難な動作のみ介助する
(5)手順が分からない
・慣れるまで一緒に行う
(6)オムツをはずしたり、便を触
ったりする
・トイレに行く予兆の可能性を検
討する
・早めに排泄物を処理したり、下
着を変更したり不快を取り除く工
夫をする
このように、介護者は、どのよう
な場面や状況で問題が生じている
のか、規則性と予兆を見出せるよ
うに関わっていくことが大切なっ
てきます。
また、排泄の失敗を隠そうとする
本人が下着を隠したりする事で介
護者が負担を感じてしまいます。
誰がどのような負担を感じている
のか、を整理して考える事も大切
です。
さらに、本人ができる機能を評価
して、自分でできるところはどん
な事なのかを考えて対応できれば
どんな介助が必要なのかを見出す
事もできるでしょう。
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ます。お気軽にお住まいの地域
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ご相談ください。
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南部おとしより相談センター
電話:029-354-5221
住所:金上562-1
担当中学校区:勝田第一,大島
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西部おとしより相談センター
電話:029-276-0655
住所:津田2093-1
担当中学校区:勝田第二,田彦
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北部おとしより相談センター
電話:029-229-2255
住所:足崎1474-7
担当中学校区:勝田第三,佐野
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東部おとしより相談センター
電話:029-264-1501
住所:烏ケ台11835-2
担当中学校区:那珂湊,平磯,
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