第8回 どうする?認知症? |
2020/09/30 10:00:07 |
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みなさん、こんにちは。
高齢者関連情報として現在,「どうする?認知症?」のバックナンバーを配信しています。
第8回は認知症の方に見られる「眠らない」についてお送りいたします。
【夜に眠らない認知症の方】
認知症の方が起こす様々な行動の1つに「夜に活動的になる」といった事がしばしば見られます。昼夜逆転と言ってしまえば一言ですが、その背景や原因について考えてみようと思います。
【なぜ夜なのに眠らない?】
認知症になると様々な脳の不具合が発生し、記憶力などの認知機能が低下します。複数の認知機能の低下が合わさった結果、健康な方には理解できない行動をしてしまう事があります。その行動は様々ですが「夜に眠らない」認知症の方は、どのような状態なのでしょうか?
眠らない理由は、多岐に渡ります。各個人の生活習慣や認知症の状態、身体的な病気の影響などそれらすべてを網羅して考える必要性が高く、一概には原因を特定出来ません。比較的多く見られる原因を今回の話題の中心とさせていただこうと思います。
【眠らない代表的原因例】
(1)夜だという認識が薄い
見当識障害により昼と夜の区別が曖昧になっている。
(2)体内時計がズレている
人間の体内時計は25時間周期と言われています。それを私たちは「あるきっかけ」を境にリセットし24時間に合わせていますが、そのきっかけを失う認知症の方は少なくありません。
(3)昼間に何もしないから疲れていない
シンプルな理由ですが、夜の睡眠は心身の疲労を回復させる手段です。日中に活動をしていない事で夜に眠る必要性が低くなってしまうのです。
【ちょっとした工夫と対策】
(1)夕方から徐々に部屋の明かりを落とす。
夜眠る準備をする環境を用意する事で、体に寝るためのサインを送ります。明るい部屋にいると、体のリズムを作る自律神経が活発に活動したままになります。そこで、夕食を食べた後あたりから部屋の電気を1段階暗くし、その後も段階的に部屋を暗くしていく事で睡眠を促す方法が考えられます。
(2)起床後に朝の日光を浴びる
起床後にすぐカーテンを開けましょう。それが、25時間の体内時計をリセットする「あるきっかけ」です。
(3)昼間に何か活動をする
心身の残された能力や、元々の習慣に左右されますが、「掃き掃除などの簡単な家事」「買い物に一緒に出掛ける」「散歩をする」などは認知症があっても比較的行いやすい活動です。
(4)元々寝る前にしていた習慣を一緒にしてみる
認知症の方が、寝る前にしていた習慣はありませんか?例えば「床について少し読書をしてから寝る」など、寝るためのきっかけになるかもしれません。
(5)薬物療法
単純ですが医師に相談し、睡眠導入剤や安定剤を処方していただくのも大切な手段の1つです。
(6)上記(1)〜(5)を併用する。
冒頭でも申し上げましたが、認知症の方の行動の背景や原因は多岐に渡ります。
今回工夫と対策の代表例を提示させて頂きましたが、それらを組み合わせる事が重要です。
また、その他の工夫や対策も考えられます。組み合わせを考えながら、様々なアイディアを出し合う為にも、どうかご家族だけで悩まずに相談出来る相手を持って下さい。
おとしより相談センター(地域包括支援センター)なども、医療や介護のプロが在籍しており無料相談が可能です。知恵を出し合い、みなさんが今より少し楽で、少し幸せになれる工夫を地域で考えていければと思います。
【10月7日開催の「認知症サポーターステップアップ講座」の受講者を募集しています】
これまでに認知症サポーター養成講座を受講していただいた方を対象に、より認知症への理解を深めていただくための講座となっています。
みなさんお誘いあわせのうえご参加ください。
日時:令和2年10月7日(水)10:00〜11:30
会場:ふぁみりこらぼ(石川町11-1)
定員:30名
内容:認知症の症状と特徴の理解、認知症の人への対応について
講師:ひたちなか市認知症地域支援推進員
対象:認知症サポーター養成講座を受講したことがある方
〈お申込み方法)
市高齢福祉課
(1)電話 029-273-0111
(2)FAX 029-354-6467
(3)窓口
お申込みの際は参加人数分の名前、住所、電話番号を教えてください。
ぜひ、ご参加ください。
★認知症地域支援推進員は,電話相談・自宅訪問を行っております。お気軽にお住まいの地域を担当するおとしより相談センターの認知症地域支援推進員に
ご相談ください。
***************
勝田第一中学校区おとしより相談センター
電話:029-354-5221
住所:金上562-1
担当中学校区:勝田第一
***************
大島中学校区おとしより相談センター
電話:029-219-5775
住所:東石川3183-1
担当中学校区:大島
***************
西部おとしより相談センター
電話:029-276-0655
住所:津田2093-1
担当中学校区:勝田第二,田彦
***************
北部おとしより相談センター
電話:029-229-2255
住所:足崎1474-7
担当中学校区:勝田第三,佐野
***************
東部おとしより相談センター
電話:029-264-1501
住所:烏ケ台11835-2
担当中学校区:那珂湊,平磯,
阿字ヶ浦
***************
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※利用者情報の変更・解除はコチラ
http://*****/
発信元:ひたちなか市高齢福祉課
お問合せ電話番号:029-273-0111
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【夜に眠らない認知症の方】
認知症の方が起こす様々な行動の1つに「夜に活動的になる」といった事がしばしば見られます。昼夜逆転と言ってしまえば一言ですが、その背景や原因について考えてみようと思います。
【なぜ夜なのに眠らない?】
認知症になると様々な脳の不具合が発生し、記憶力などの認知機能が低下します。複数の認知機能の低下が合わさった結果、健康な方には理解できない行動をしてしまう事があります。その行動は様々ですが「夜に眠らない」認知症の方は、どのような状態なのでしょうか?
眠らない理由は、多岐に渡ります。各個人の生活習慣や認知症の状態、身体的な病気の影響などそれらすべてを網羅して考える必要性が高く、一概には原因を特定出来ません。比較的多く見られる原因を今回の話題の中心とさせていただこうと思います。
【眠らない代表的原因例】
(1)夜だという認識が薄い
見当識障害により昼と夜の区別が曖昧になっている。
(2)体内時計がズレている
人間の体内時計は25時間周期と言われています。それを私たちは「あるきっかけ」を境にリセットし24時間に合わせていますが、そのきっかけを失う認知症の方は少なくありません。
(3)昼間に何もしないから疲れていない
シンプルな理由ですが、夜の睡眠は心身の疲労を回復させる手段です。日中に活動をしていない事で夜に眠る必要性が低くなってしまうのです。
【ちょっとした工夫と対策】
(1)夕方から徐々に部屋の明かりを落とす。
夜眠る準備をする環境を用意する事で、体に寝るためのサインを送ります。明るい部屋にいると、体のリズムを作る自律神経が活発に活動したままになります。そこで、夕食を食べた後あたりから部屋の電気を1段階暗くし、その後も段階的に部屋を暗くしていく事で睡眠を促す方法が考えられます。
(2)起床後に朝の日光を浴びる
起床後にすぐカーテンを開けましょう。それが、25時間の体内時計をリセットする「あるきっかけ」です。
(3)昼間に何か活動をする
心身の残された能力や、元々の習慣に左右されますが、「掃き掃除などの簡単な家事」「買い物に一緒に出掛ける」「散歩をする」などは認知症があっても比較的行いやすい活動です。
(4)元々寝る前にしていた習慣を一緒にしてみる
認知症の方が、寝る前にしていた習慣はありませんか?例えば「床について少し読書をしてから寝る」など、寝るためのきっかけになるかもしれません。
(5)薬物療法
単純ですが医師に相談し、睡眠導入剤や安定剤を処方していただくのも大切な手段の1つです。
(6)上記(1)〜(5)を併用する。
冒頭でも申し上げましたが、認知症の方の行動の背景や原因は多岐に渡ります。
今回工夫と対策の代表例を提示させて頂きましたが、それらを組み合わせる事が重要です。
また、その他の工夫や対策も考えられます。組み合わせを考えながら、様々なアイディアを出し合う為にも、どうかご家族だけで悩まずに相談出来る相手を持って下さい。
おとしより相談センター(地域包括支援センター)なども、医療や介護のプロが在籍しており無料相談が可能です。知恵を出し合い、みなさんが今より少し楽で、少し幸せになれる工夫を地域で考えていければと思います。
【10月7日開催の「認知症サポーターステップアップ講座」の受講者を募集しています】
これまでに認知症サポーター養成講座を受講していただいた方を対象に、より認知症への理解を深めていただくための講座となっています。
みなさんお誘いあわせのうえご参加ください。
日時:令和2年10月7日(水)10:00〜11:30
会場:ふぁみりこらぼ(石川町11-1)
定員:30名
内容:認知症の症状と特徴の理解、認知症の人への対応について
講師:ひたちなか市認知症地域支援推進員
対象:認知症サポーター養成講座を受講したことがある方
〈お申込み方法)
市高齢福祉課
(1)電話 029-273-0111
(2)FAX 029-354-6467
(3)窓口
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勝田第一中学校区おとしより相談センター
電話:029-354-5221
住所:金上562-1
担当中学校区:勝田第一
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大島中学校区おとしより相談センター
電話:029-219-5775
住所:東石川3183-1
担当中学校区:大島
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西部おとしより相談センター
電話:029-276-0655
住所:津田2093-1
担当中学校区:勝田第二,田彦
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北部おとしより相談センター
電話:029-229-2255
住所:足崎1474-7
担当中学校区:勝田第三,佐野
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東部おとしより相談センター
電話:029-264-1501
住所:烏ケ台11835-2
担当中学校区:那珂湊,平磯,
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